2002

この年を彩るキーワード
日韓サッカーW杯、田中・小柴両氏ノーベル賞受賞、北朝鮮拉致被害者24年ぶり帰国、牛肉偽装、鈴木宗男議員逮捕、住民基本台帳ネットワーク、タマちゃんフィーバー、真珠夫人
一般曲の主なヒット曲(国内)
ワダツミの木(元ちとせ)、大きな古時計(平井堅)、亜麻色の髪の乙女 (島谷ひとみ)、Voyage(浜崎あゆみ)、楽園ベイベー(リップスライム)、光(宇多田ヒカル)
一般曲の主なヒット曲(海外)
How You Rewind Me(Nickelback)、Without Me(Eminem)、Complicated(Avril Lavigne)、By The Way(Red Hot Chili Peppers)



2002年・総評

 

HUSTLE MUSCLE
(キン肉マン II世 OP)

歌・河野陽吾
作詞・里乃塚玲央 作曲・渡部チェル 編曲・渡部チェル

全ては分厚いMUSCLE  お前の体のその奥
流れているのさ 愛さえ友情さえ
叫び返せHUSTLE MUSCLE お前の背にかかる期待に
キン肉マンII世よ 時代は Get you!


JAM Projectの曲を始めとして幾多のアニソンを手がけてきた元MAKE UPの河野陽吾、意外にも?ボーカリストとしてもパンチの効いたいい声をしてるんですが、メインで歌うことは珍しいようです。そんな河野陽吾のアニソン代表曲と言えばやっぱこれでしょ。渡部チェルによる曲の力もあって、もはや説明不用なほどストレートかつスタンダードな熱血ソングですな。
男臭い歌詞ながらもどこかコミカルなED1「愛のマッスル」も、キン肉マンの技をかけまくる悪ノリなCMといい昔ジャンプを夢中で読んでいただろう世代による、「わかってる」曲でした。 (は)


○試聴 (TSUTAYA online)



Revolution
(仮面ライダー龍騎)

歌・きただにひろし
作詞・海老根祐子 作曲・酒井ミキオ 編曲・酒井ミキオ

たった一度与えられた  いのちはチャンスだから
僕自身を勝ち得るため  魂の旅を進んでゆく
この胸にうまれついた  生きる威力を武器に
孤独だって  何度だって  強くなれ


EDを廃し、代わりに戦闘のクライマックスで挿入歌が流れる『アギト』の演出は、シリーズ中でも随一のド派手な必殺技『ファイナルベント』を誇る龍騎にも受け継がれることに。スクライドで一躍、アニソン界で名を上げた酒井ミキオの疾走感溢れるサウンドに、きただにひろしのボーカルを乗せた「Revolution」は耳にしただけで映像が脳裏に浮かんでくるような、まさに作品をも象徴する曲となりました。後々までこのパターンが続く平成ライダー挿入歌の中でも、アギトと龍騎のそれは双璧を誇ってます。(は)



夢見たい★エンジェル隊
(ギャラクシーエンジェル(第2期) OP)

歌・エンジェル隊
作詞・田辺智沙 作曲・平間あきひこ 編曲・南良樹

マンモすまいる(はいチーズ!) 夢見たい★ANGEL隊(Guu)
へっちゃらCHARAで(チャラにして) 笑い飛ばすの(WAHAHA)
おかわり自由(食い放題) 願い事バイキング (ガツガツ)
話題騒然(チョー人気) 私達にオマカセ

平間あきひこ久々のヒット。歌詞、アレンジともにギミック満載のザ・宴会ソング。1人が歌うフレーズに外野が全開でチャチャを入れる構成が激・楽しい、ナンセンス・ハッピーソング。まさにムダにやかましい一曲で、作品内容とピッタリ。主題歌と言う観点から見ると100点満点の出来。
ギャラエンは『デ・ジ・キャラット』と並ぶ、ゲーマーズの主力商売アニメであるが、歌に関しては非常に興味深い番組だった。ロボットネタをやった時は串田アキラが挿入歌を歌い、魔女っ子ネタの回は挿入歌だけではなく、主題歌までミッチが歌うという念の入れよう。最終回EDはJAMProject+奥井雅美が登場し、とどめにゲーム版では何と飯島真理を復活させてしまう偉業を成し遂げた。曲に関しては毎回目を離せない作品だった。(P)


○試聴 (Jbook)



夢の都TOKYO LIFE
(HAPPY★LESSON ED)

歌・中川亜紀子
作詞・MA-YOU 作曲・MA-YOU 編曲・高浜祐介

へこたれられない しゃかりきじゃない
素敵な夢の街 TOKYO LIFE
どうしたい? 分からない
孤独な事実が ぽろぽろと覗かれてしまいそう


シスプリに続いてアニメ化された同じ電撃G's magazineの読者参加型企画『HAPPY★LESSON』はゲームといいアニメといい、主題歌的には妙なフックのある作品ですな。これがメジャーデビュー曲となったOP、「テレスコープ」をはじめとするSleepin' Johnny Fishの爽快な曲の数々は映像とのマッチングもよく、このアニメには欠かせない存在でした。
そして「夢の都TOKYO LIFE」も脳天気な電波ソングっぽいノリながら、地方からの上京者なんかにゃグッとくる詞で聞き終えた後にもちょっと余韻を残す、実にEDらしい曲かと。(は)


聞きようによっちゃあ、キャバクラ嬢の歌みたいっすね。(P)

○試聴 (Neowing)



今日、笑顔があれば
(ゲートキーパーズ21 OP2)

歌・野川さくら
作詞・松宮恭子 作曲・田中公平 編曲・岩崎文紀

今日(いま)希望はあるよ 胸に希望があるよ
今日(いま)こそ開けよう 未来(あす)へのGate
今日(いま)勇気があるよ 熱い勇気があるよ
だから笑顔で立ち上がろう Get'up my heart!


ゲートキーパーズの続編、その音楽はもちろん田中公平でこりゃアレか「明日の笑顔のために」の再来か〜ッ!?と思ってたら、アニメ本編の方がイマイチで埋もれてしまった感が…。 しかし曲の方は静から動へと流れるように転じるメロディーラインはさすがハム平先生、野川さくらのカラオケライクなボーカルさえむしろ好ましく聞こえてくるくらいでトクしてますな。えらいドラマチックな歌詞もまたこの曲に花を添えてます。(は)



HEY YOU!!〜失ってはならないもの〜
(東京アンダーグラウンド OP2)

歌・[iksi:d]
作詞・小玉キョウ 作曲・木村玲 編曲・木村玲

人はそう誰もが時として迷い
与えられた日々をただ生きてるけど
失ってはならないもの 抱えて守って傷付いて
それでもまた 歩き出せる力を信じてるよ


こうして歌年鑑を辿ってみると、ガンガンアニメも曲に関してだけはハズレがありませんわ。『東京アンダーグラウンド』も新居昭乃が歌う黄昏たムードのED「覚醒都市」、そして[iksi:d]のこのOPともども個人的にはヒットでした。
小玉キョウのボーカルは舌巻き気味でねっとりしていながら、独特の色気を感じさせて好感触。それに映像の方もいいんじゃね?と思いながら観てたら作画監督はなんとキャラデザのもりやまゆうじその人で、こんなとこでお仕事してたのねという気分ですな。しかし[iksi:d]は残念ながらこの後まもなくして解散、アニソンとしてはこの作品のみで終わっています。(は)


○試聴 (SonyMusic)



はじめて・しましょ!
(りぜるまいん OP)

歌・釘宮理恵
作詞・荒川稔久 作曲・佐橋俊彦 編曲・佐橋俊彦

しましょ しましょ しましょ (はふーん)
しましょ しましょ しましょ (はふーん)
しましょしましょしましょしましょ はじめて しましょ!


インパクトという点ではこの年の一番。『りぜるまいん』は『くるみ』以来続くmoeの寸止めエロシリーズ。今回はうる星のエロオマージュという感じの内容で、ニトログリセリンの涙を持つ押しかけ幼女がヒロイン。でも、結構おもろかったけど。曲の方もうる星の「ラムのラブソング」のパロディソングをりぜるがロリ声で「はっふ〜〜ん」と歌うという、一度聴いたら忘れられない曲。こんなアホみたいなコンセプトでも、ちゃんと良い曲を作る佐橋俊彦は素晴らしい。ED「ほんきパワーのだっしゅ!」もいいんだけど、DVDを借りないと見られない・・・。(P)



カーテン
(鋼鉄天使くるみ pure 第2シリーズ ED)

歌・ピュア天使
作詞・夏野芹子 作曲・ハルユキ 編曲・棚橋信仁

青いドアと 白い窓に囲まれ
ボクたちは忘れない 永遠に
迷う時は 思い出してくれるね
本当の君たちが ここにいたよ


上の『りぜる』と2本立てでやっていたのが『くるみpure』。moeの看板シリーズ『くるみ』の第3シーズンは何と実写バージョンという衝撃展開。1作目から2作目の凋落ぶりだけでも大概やのに、おせじにも可愛いとは言えない女の子たちが更にコスプレしてロボメイド世界を演じるという、ソフトオンデマンドの特撮パロディAVさながらの地獄絵図が展開されていた。おそらく、喜んでいたのはネット住人だけだろう。
しかし、この枠があなどれないのが、それでも曲はよかったってことなんだな。ホントにどうなっているんだろう・・・。第1シリーズのOP「笑顔ください」は非常にメロディが綺麗な佳曲だったし、『魔法陣グルグル』の「ダイナマイトヘブン」と作ったハルユキによる「カーテン」も、レトロな感じのする8ビートエレポップでメロディーのシンコペーションがとても印象的な作品。ともに、切なさ溢れるポップ感溢れるナイスソング。moeは曲に関してはミラクルだな。(P)


PEROさんはクサしてますが、このドラマ『TRICK』などでおなじみオフィスクレッシェンド制作だけあってか、始まったばかりはサムかったのが回を重ねるにつれうなぎ上りにおもろくなっていきました。最初りぜるがメインでくるみはオマケとして観てたのが、いつのまにか逆転してる始末。なにより他三人を足して三で割らないような演技力を持つ、仲人役の上條誠がよかった。1クール目の最終回、女性バス運転手同人誌の原稿を涙ながらに消していくシーンではこちらも思わずもらい泣き。彼は後にドラマ版エスパー魔美の(似てない)高畑さんや、仮面ライダー剣のキングも演じてます。(は)



Raison d'etre
(ちょびっツ ED1)

歌・田中理恵
作詞・ACKO 作曲・永井ルイ 編曲・永井ルイ

Raison d'etre そんな風に
Raison d'etre 同じように
笑って沈んで流れるのはナゼ
鍵を探してるんだ ずっと探してるんだ
どこまで見えない?そのドアの鍵を


CLAMP作品は毎回曲が良いが、『ちょびっツ』もOPと、3つのED、全て良かった。アニソン界の渋谷系(うお!)ROUND TABLEが担当したOP「Let Me Be With You」、最終回EDのこれまたフレンチポップ風の「かたことの恋」とことごとく洋楽系のおされーな曲ばかりで耳障りは非常に良かった。あの毎回同じよ〜な曲ばっかり(失礼)の新居昭乃も2ndED「ニンギョヒメ」で、近年では一番の名曲を。
中でも一番好きだったのは最初のEDの「Raison d'etre」で、作曲はビッグオーで見事なクイーンクローンソングを作った永井ルイ。今回はジェリーフィッシュやジェフ・リンを彷彿とさせる、ビートルズ的なコーラスワークとギターアレンジが手際よく盛り込まれた上質なポップ。いやー、この曲はほんとに巧い。アニソンやアイドルソングはこういうノベルティ的な曲も十分アリだと思う。こういう曲をもらえる声優さんは幸せだね。(P)


○試聴 (TSUTAYA online)



my sweet heart
(東京ミュウミュウ OP)

歌・小松里賀
作詞・T_T 作曲・UZA 編曲・UZA

It's show time
Doki Dokiさせてね いつでも トキメキたいの
色んな私見せてあげる だから
Motto Motto素直に 溢れるこの気持ちを
あなたに届けたいよ 受け取ってね my sweet heart


この年のベスト曲の一つ。
作品はセラムン路線の何度目か後釜を狙ったような魔法少女もの。スタジオぴえろらしい、ギラギラした色彩で目には非常に優しくない作品だった。しかし、魔法少女ものの主題歌にはとことんハズレなし。各キャラがヒラヒラと舞い降りる様はセーラームーンのOPを思い出させる恋人選び感覚。曲の方も特に奇をてらうところのない非常に手堅い作りで、魔法少女ものアニソンの王道的な息吹き溢れる名作でした。(P)


○試聴 (Neowing)




空耳ケーキ
(あずまんが大王 THE ANIMATION OP)

歌・Oranges&Lemons
作詞・畑亜貴 作曲・伊藤真澄 編曲・伊藤真澄

Lu La Lu La ビアノは世界の 夢咲く野原にメロディ
こわれた時計を信じて 時間は誰の見方?
どうしてこんあに私の胸 優しい誰かを待ってるの
教えて素敵な未来 Moonlight,moonlight sleepin'


この年最大のインパクトといえば、やっぱり伊藤真澄&上野洋子コンビのこの曲ですな。 伊藤真澄お得意の『みんなのうた』っぽい暖かで童謡ライクな曲にトリッキーさが加わり、あずまんがの電波寸前もといファンタジックな世界観に寄り添ってます。上野洋子主導のED「Raspberry heaven」もかなり悪かない曲ながらも、 この点では伊藤真澄に一日の長がありますわ。
劇場版、そしてこのテレビ版とびっみょ〜に原作とのズレを感じないでもなかったあずまんがのアニメも、未だにテレビでよく流れる栗コーダーポップスオーケストラのBGMといい曲に関しては文句無しでした。(は)


今年のオタク界ヒット番付を作ったら、間違いなく東正横綱のあずまんが。そんでもって、そのアニメの主題歌に伊藤真澄が光臨したのもまあ、必然だったんだろう。ゆったりとした癒しがトレードマークという感じのこの人だが、この曲はトリッキーなアレンジで一発打ち上げ花火行くで的な気合いが入っている。来年は伊藤真澄の時代か?(P)

○試聴 (HMV)



名も知れぬ花
(藍より青し ED)

歌・the Indigo
作詞・市川裕一、田岡美樹 作曲・市川裕一 編曲・市川裕一

この世で一番弱いものは何? それでも二人を守る為にある
星の数程ある言葉から あなたの声で聞きたくて
だから愛だと言って
それは愛だと言って


典型的な深夜系まったりアニメ・藍青のEDは、まさに作品そのままという感じの曲調。まったりアニメは嫌いだけど、まったり曲は好きだったりする。クレヨンしんちゃんの「月灯りふんわり落ちてくる夜」に通じる、しっとり心に染みる曲。これはホントに良い曲で、この一曲でボクのなかでthe Indigoはアニソン界に不可欠の存在になってしまった。(P)



恋のしょほうせん
(はじめてのおいしゃさん OP)

歌・ましろゆき
作詞・うさみばにら 作曲・おおしまとしひこ 編曲・おおしまとしひこ

ハートJIN-JINうずいて あなたにとまらない
おめめGURU-GURUまわって 息がつまりそうなの
あたまFUNYA-FUNYAとろける ビョーキになりました
恋のしょほうせんください


1998年の項でPEROさんも熱弁してたごとくネット上でのモラルハザードはフルスロットル、ノンブレーキで進みあーもー幼女幼女!とかわいらしい幼女を求める人々で溢れかえってました。そんな幼女熱を目敏くキャッチしてか発売されたのが『はじめてのおるすばん』、そりゃもう当然のごとくウケましたわ。
…しかし主題歌的にはその熱も冷めやらぬうちに、間髪入れず登場した続編『はじめてのおいしゃさん』の方がタイプでしたよ。見ての通り大脳旧皮質だけで考えたような歌詞・ひたすらカルい曲・そしてロリ声ボーカルの三重殺は、ありきたりな電波ソングには食傷気味だったボクの心をも潤してくれました。……キャラもはじるすよりはじいしゃの方が好きなのよ、実は。(は)




さらば
(あたしンち OP)

歌・キンモクセイ
作詞・伊藤俊吾 作曲・伊藤俊吾 編曲・キンモクセイ

こんにちは ありがとう さよなら また逢いましょう
こんにちは ありがとう さよなら また逢いましょう
うってつけの言葉は無いけど
帰ろう帰ろう 帰ろうよ 家まで


富野カントク同様、毎回独特のセンスで主題歌を持ってくる大地監督は非熱血系男声ボーカル曲を採用。これも「ゲイナー」と同じく、男声ボーカルの日照りぶりのなかで光った曲。もしかしたらタイアップかも知れないけど、キンモクセイの昭和の匂い満載のレトロ曲調は歌詞的にもホームドラマ的な作品内容にリンクしていると思うし、僕的には非常に評価高し。しかし、それなりにウケたからいいけど、キンモクセイの音楽路線は勇気いるよなぁ・・・今の時代にチューリップとは。名前まで狙ってるんか。(P)

○試聴 (Official)



愛しいかけら
(円盤皇女ワるきゅーレ OP)

歌・メロキュア
作詞・岡崎律子 作曲・岡崎律子 編曲・西脇辰弥

Please Please Please キスをして
僕をみつけて はなればなれじゃ 寂しいかけら
Please Please Please キスをして
引き合う力 心ごと 結ぶよ kiss of life


90年代末以来、活躍が増えた反面予定調和的と言うかちとマンネリがちだった岡崎律子久々の逆転ホームラン。 『カードキャプターさくら』の主題歌などで知られる日向めぐみとタッグを組んだユニット『メロキュア』は心機一転、これまではそのウィスパーボイスが織りなす「綺麗」なボーカルワークがウリでしたがこの曲は「瀟洒」、とにかくポップでオシャレでカッコイイ。泣きメロのカップリング曲「Agape」もまた負けず劣らずいい曲で、メロキュアとして新境地を開いた感があったんですが…。(は)

○試聴 (Columbia)



風になる
(猫の恩返し TM)

歌・つじあやの
作詞・つじあやの 作曲・つじあやの 編曲・根岸孝旨

陽のあたる坂道を 自転車で駆けのぼる
君と失くした想い出乗せて行くよ
ラララララ 口ずさむ くちびるを染めて行く
君と見つけたしあわせ花のように


せっかく映画を見に行ったので。映画の方は、モロに最後の曲しか印象に残らないという出来だったので、そのおかげでただでさえ良い出来のこの曲が余計に輝いてしまったですよ。そもそも良い曲ではあるんだけど、ハウスのCMでも散々流れて、映画を観る前に曲の方だけは完璧に頭に入っていましたな。一見何の作為もなく、鼻歌がそのまま歌になったようなナチュラルさが、作品のイメージにはピッタリでした。ただ作品の方が・・・・(しつこい)。(P)

○試聴 (listen Japan)



Eternal Love 〜光の天使より〜
(GALAXY ANGEL OP)

歌・飯島真理
作詞・森 ユキ 作曲・坂元裕介 編曲・坂元裕介

Eternal love 君に逢えた 蒼いこの銀河で
いま信じて 飛び立つ天使
Eternal dream 光 浴びて 翼広げたなら
きっと奇跡は始まる Angel in my heart


たーなーらっ!この曲はもう、ブロッコリー提供アニメのCMで再三再四延々と流れてたんで脳裏に刻み込まれた人も多いでしょ。まさかの完全新曲で復帰した飯島真理の、幼さを脱しながらも衰えを感じさせない伸びのいいボーカルは、1999年でも触れた坂元祐介のデジタルサウンドによるスペースライクなムードとも相性は抜群。後に佐藤裕美や影山ヒロノブもカバーする名曲となりました。
…しかしアニメでGAを知った(大多数の)人にとっては、この曲といい無闇に露出度が高まったコスチュームといい、CM観ただけでもゲーム版とはエラいギャップを感じたんじゃないんでしょーか。本来はこっちの方が原作に近いノリで、スタッフが好き勝手やって(そしてウケ)たアニメ版は違う進化を遂げた別物と化してます。前述の『HAPPY★LESSON』といい原作とアニメでノリが違ってもいいさおもしろけりゃ、と考えるんだ。というジョージ・ジョースター的開き直りを感じますな。(は)




キングゲイナー・オーバー!
(オーバーマン キングゲイナー OP)

歌・福山芳樹
作詞・井荻麟 作曲・田中公平 編曲・田中公平

愛と勇気は 言葉 感じられれば 力
キング キング キングゲイナー
探すのさ 今ここで
キング キング キングゲイナー
メタル・オーバーマン キングゲイナー


コレについては、もういまさら語る必要もなさそうな……。老いて益々盛んなトミーノの、今日日珍しいタイトル連呼型な詩もさることながら 『マクロス7』の歌バサラ・福山芳樹のボーカルがこのハイテンションっぷりに一役買ってます。(は)

男声ボーカル曲の枯渇が目立つなか、「ターンエーガンダム」でも秀樹を使った富野っちはさすがだった。このオープニングも映像込みで非常に話題になったんで、もう説明はいらないと思うけど、個人的にはED「Can you feel my soul」も好き。劇団☆新感線の音楽担当チームによる作品で、着地点のない感じのフラフラ〜っとしたメロディーラインが印象的です。しかし、キンゲはザブングルっぽいよね。(P)

○試聴 (Neowing)



僕は崖っぷち
(ボンバーマン・ジェッターズ OP1)

歌・すわひでお
作詞・すわひでお 作曲・古川竜也 編曲・古川竜也

3・2・1 大人になっても忘れない 
3・2・1 燃える心あれば無敵だから
今日も そして明日も 僕は崖っぷち


ゲーム原作アニメとナメてたら意外な傑作だった『ボンバーマン・ジェッターズ』は、主題歌も負けず劣らず良かった。時には空回りしちゃうヘタレだけど、でもがんばってるヨ!というそのノリはジェッターズの作品世界そのものですな。コナミつながりからか、普段はポップンミュージックなどの音ゲーでお馴染みのすわひでおが珍しくアニソンを手がけたワケですが、本人としても思い入れのある曲のようでむしろこっち向きかもしれませぬ。
……しかし、世間的にはむしろウケがよかったOP2「ホップ!スキップ!ジャンプ!」は、あんまりにも大感動路線になりすぎてちとイマイチだったですよ。(は)




FIND THE WAY
(機動戦士ガンダムSEED ED3)

歌・中島美嘉
作詞・中島美嘉 作曲・Lori Fine 編曲・島健

FIND THE WAY
輝く宇宙に 手は届かなくても
響く愛だけ頼りに
進んだ道の先 光が見つかるから
YOU'LL FIND THE WAY


ボクは見てなかったにもかかわらず、死ぬほど名前を聞いた『SEED』は2003年を代表するアニメということになるんだろうね。今年はタイアップでもプロパーアニソンに十分に勝負ができる感じで、この曲なんか番組の最後を飾るにはすごい良い感じだと思ったなぁ。非常に叙情にあふれたナンバーで、何というか『999』の「SAYONARA」を彷彿としてしまいました。この曲をきっかけに中島美嘉のアルバムを借りてしまったよ。「LOVE ADDICT」、かっちょいーじゃねーかー。(P)

○試聴 (Official)



Higher and Higher
(RAVE OP2)

歌・雲子
作詞・雲子 作曲・雲子 編曲・雲子

高く高く飛べ果てしない未来へ
まばゆい日差しの波僕らを呼んでいる
広い広い空に 両手をかがけて
勇気照らしながら まっすぐに前えと 大地蹴って進め!


何だか「良心的アニメファン」の間では総スカンのこの作品ですが。最初のOPが米倉千尋だったり、歌的には結構よかった。2ndOPもなかなか個性的なメロディーを持つ曲で、Aメロ〜Bメロのけだるさをサビのメロディーが解決する流れが映像と気持ちよくマッチしていて、とても爽快な作品になっておりました。この話のヒロインは不思議な色っぽさがあって気になる。(P)



Blue Flow
(灰羽連盟 OP)

歌・Heart of Air
作詞・畑亜貴 作曲・伊藤真澄 編曲・伊藤真澄

青い星の海 波間に漂う羽
消えてゆく哀しみは 明日への祈りなの
Blue Flow


『Z.O.E』シリーズ以来、久々に伊藤真澄のアンビエント・ミュージック系クラブサウンド(って書いてはみたけどよくわかんない)ユニット、『Heart of Air』がアニソンをリリース。 本人が「大人の歌声」と語っているように、いつものまろやか・かろやかなノリとはちょっと違った引き出しを覗かせる、透明感を湛えたもの悲しいメロディーが沁みていくような曲です。コレ、アニメも観てたんですがこの頃からフジの深夜帯は放送時間が不定期で、伊藤真澄も最終回の予約を見事失敗したのでした。(は)

○試聴 (Neowing)



Bridge
(学園都市ヴァラノワール OP)

歌・米倉千尋
作詞・米倉千尋 作曲・米倉千尋 編曲・aqua.t

たった一つだけ信じてること 傷痕から涙こぼれる
橋は遠く遠く届かない 命綱を強く強く引いて
ここから私は歩き出す 光射す場所へ


奥井雅美がアニソン離れし一般指向へ、そしてまた気まずい感じに出戻ってきた陰でコンスタントに歌い続けてきた米倉千尋。自ら作詞作曲したこの「Bridge」もからみつくようなヘビーな叙情感に満ちた曲ながら、ラストでは希望を見いだせるような明るさを感じさせてくれます。
が、本編の方はシロウトが作ったMADムービー並のOPにトチ狂った作画、さらにはゲームの画面がそのまま流れるというカルトヘボアニメとしてマイナス方面で有名になってしまい、この曲も「歌だけはいいよ!歌だけは…」とせめてものフォローみたいに言われてしまうのでした。(は)


 

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